DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ロボットが社会の一部となりつつある2035年を舞台にしたSFアクション。「人間に危害を加えてはいけない」などロボット3原則を守っていた家庭用ロボットが、殺人事件の容疑者となる。“ロボット嫌い”の刑事と、人間に近い感情を持つ最新ロボット「サニー」の攻防とともに、ロボット開発会社にうごめく陰謀や、進化したロボットの恐怖が明らかになっていく。原案となったのは、SF小説の巨匠アイザック・アシモフの「われはロボット」。
ボディは半透明で、人間に近い表情も見せるロボットは、これまでの映画にはなかった斬新なデザイン。ロボットたちが犬の散歩や宅配便で当然のように行き来する都市をはじめ、さまざまなハイテク・グッズもそろった近未来社会が、リアルな映像で目の前に広がる。主人公の刑事がアナログ志向というのも、ドラマに奥行きを加味。演じるウィル・スミスは、刑事の内面だけでなく、大量のロボット軍団を相手にした激しいバトルもいきいきと演じている。アクション場面の迫力もさることながら、人間と機械の関係にフォーカスしたテーマが全体をしっかりと支え、ラストは哲学的な香りさえ漂う。完成度の高いSF作品になった。(斉藤博昭)


ほんとはね、見るつもりじゃなかったんですよ。劇場で公開されていたときの宣伝見て「こりゃつまらんな」と思ったんで劇場には行かなかったしね。
でも昨夜TSUTAYAに行ったときに、“キングアーサー”を見るほど真剣になりたい気分じゃないし、“バイオハザード2”を見て震え上がりたいわけでもなく、なんとなくライトな感じの作品を探していたら、‘レンタルランキング1位’にこの“i,ROBOT”があったんで、「ま、これでいっか」みたいなノリで借りたんです。

内容は上の感じですが、「つまらないだろう」と期待せず見てたからか意外におもしろかったです。
にしてもあんな顔のロボットはきっと生まれないでしょう。だって怖くない?あんな顔のロボットがいっぱいいたら・・・。もっと良いデザインにすると思うんだけどな。
ロボットとかのCGは上手だったのですが、単純な景色や車などのCGはCGっぽさがかなり残るものだったので、それがちょっと残念でしたね。
ウィル・スミスは相変わらずの演技だけど、クールですね!だけど今やもうSF以外では出れないんじゃないか、ってくらいの近未来SFアクター。ロボットや宇宙人ばっか相手にしてないで、もっと生身の人間に向かう良い作品で見てみたいです。

コメント