Star Wars Episode3 REVENGE OF THE SITH
“遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・

戦争だ!共和国は無慈悲なシス卿ドゥークー伯爵による攻撃によって、崩壊寸前にまで追い詰められていた。英雄たちは両陣営におり、邪悪はいたるところに存在する。
この激動の最中、残忍なドロイドの指揮官グリーヴァス将軍は共和国の首都を急襲し、銀河元老院の指導者パルパティーン議長の誘拐に成功する。
分離主義勢力のドロイド軍が価値ある人質を連れて包囲された首都から逃れようとしていたとき、2人のジェダイ騎士は捕らわれの議長を救出すべく、危険な任務を指揮していた・・・”

もし見る予定なんだけどまだ見てなくて、内容知りたくない人がいたら、この先読まないでくださいね。

さぁ、今なお公開中のエピソード3です。
既知の通り、アナキンがダースベイダーに堕ちていく、まさにそのストーリーです。それ以外に言うことはありません。
堕ちていくことになったのは、ダース・シディアスの術中にはまったからではありますが、それは彼の「最愛の人を失いたくない」という、ごく普通の感情に拠るものです。
彼はパドメが死んでしまう夢を見てしまいます。それはただ夢なのだとやり過ごせれば良かったのでしょうが、エピソード2のときに同じような夢を見て、実際に母親が死んでしまっているから、やり過ごすことができなかった。だから彼はこのストーリーの中でしつこくパドメの死を回避しようと努力し、結果的に空回りしてしまうのですよね。
ジェダイの騎士は、執着心はいけないこととしていますが、もし自分がアナキンの立場だとして、「最愛の人を失うかもしれない」と思ったら、同じように何にでもすがって、何とかしようとするかもしれない。だからダークサイドに堕ちたアナキンを否定することはできません。
繰り返しになりますが、彼はごくごく普通の、人間らしい感情に従ったのだと思います。
旧三部作では悪の親玉みたいな感じで登場したダース・ベイダーですが、新三部作から繋げて見ると、とても“悪”だけでは見れないです。一人の人間としてダース・ベイダーを見てしまう。
また、“ジェダイ”vs“シス”が決して“正義”vs“悪”なのではないと思えました。ジェダイの教義にも非人間的なおかしい教えがあり、シスの教えにしても全て納得いかないわけではないのです。
エピソード3を見る前と見た後で旧三部作への見方が変わったのはおもしろいことでした。

さて、他にもエピソード1,2から旧三部作を繋ぐ色々なことが描かれています。
大きなことは、どのようにして帝国軍が作られたのか。オビ=ワンやヨーダがそれぞれタトゥウィーン、ダゴバにいた理由。ルークとレイアの出生について。栄華をほこったジェダイの騎士たちがいなくなってしまった理由。旧三部作におけるオビ=ワンとヨーダの死に方についても描かれていました。

おもしろかったのは、なぜオビ=ワンがタトゥウィーンにいたのか。これはラーズ家に預けたルークをそっと見守るためだったのですが、きっと彼はタトゥウィーンにいながら、アナキンをダークサイドに堕ちていくのを止められなかった自分を責める気持ちを持ちながら過ごしたのだろうな、と想像しました。

そうそう、新三部作でオビ=ワンたちを知っているのにも関わらず、旧三部作で全くそんなフシがないドロイドたちへの疑問も解決しましたよ。
ラストに近いシーンで、C−3POのメモリーは人工的に消去されてしまったのです。たった一言の命令だったのですが・・・。
R2−D2のメモリーは残っていますが、いかんせん彼は喋れないですからね。

役者・キャラなどについて。
ここで光っていたのはまずはやはりヘイデン・クリステンセンとイアン・マグレガーですね。この二人のやりとりは凄かった!!ここで僕がどうこう書いたのを読むよりも、実際に見てください。
存在感を放っていたのは、ダース・シディアスであり、パルパティーン議長であったイアン・マグダーミドです。徹底的な悪役でありながら、イヤになるくらい頭のいい人物をしっかり演じていました。ほんとに彼の手の上で転がされてる気になってしまうんですよ。

この作品で好きなシーン。
やはり、アナキンとオビ=ワンの決闘シーンですね。
ダークサイドの力を受け入れながら、持っているフォースの力で押すアナキン。
対照的に、アナキンの力をうまく受け流しながら、流れるような太刀筋を披露するオビ=ワン。
感情と感情がぶつかり合う戦いは美しくて、それを演じた二人にやはり拍手です。
本当は多分オビ=ワンよりも強いはずのアナキンが負けてしまうのは、オビ=ワンの戦いの進め方がうまかっただけではないでしょう。やはりお互い戦いたくなかった、その気持ちの結果だと思います。
二人のやり取り、
Obi:"You were the chosen one!!"
Anakin:"I hate you!"
Obi:"...... I loved you..."
ここは2回見ても2回ともジーンと来ました。これから何度見てもジーンときちゃうんだろうな。
結局オビ=ワンはとどめを刺さずに戦いの場から引き上げるのですが、これはダース・シディアスがその場に近づいていたのを感じたから、というのも理由の一つらしいです(劇中では語られていませんが)。
恐ろしいのは、もしかしたらアナキンが負けて致命傷を負うこともダース・シディアスはフォースによって知っていた(予感していた)かもしれないということです。
というのも、実力ではアナキンはダース・シディアスを超えていて、それをアナキンもシディアスも感じていたのです。しかし、致命傷を負い、手術をしてあの見知った黒い装束、つまり生命維持装置を付けなければ生きていけない体になってしまったアナキン=ダース・ベイダーのフォースの力は、元の体とは比べ物にならないほど弱くなっていたのです。結果的にシディアスを超えることはできず、その後帝国軍の駒として働くことになるのですから。

エピソード3を見て感じること。
それは、“歯がゆい”ということ。
もしかしたら、ちょっとした違いでこの悲劇を止めることができたかもしれないのに。でも、僕らはアナキンがダース・ベイダーになることはもう知っちゃってますからね。止めることはできないんです。
だから、歯がゆい。
そして、それがおもしろいんです。

話はエピソード4に繋がります・・・。
Star Wars Episode2 ATTACK OF THE CLONES
“遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・

銀河元老院に不穏な気配が漂っていた。数千もの星系が共和国から脱退する意思を宣言したのだ。
謎の指導者ドゥークー伯爵の指揮のもと、この分離主義運動は限られたジェダイ騎士団の力で銀河系に平和と秩序を維持することを困難にしたのだった。
ナブーの前女王アミダラ元老院議員は、苦境に立たされたジェダイへの支援軍隊設立の是非を問う重大な票決に参加すべく、銀河元老院へと戻るのだった・・・”

エピソード1から10年後という設定でエピソード2は始まります。
オープニングからパドメが暗殺されかけるというショッキングなシーンが展開。ここから色々な策略が繰り広げられるのです。

エピソード2のメインは、アナキンが徐々にダークサイドに繋がっていくということにつきると思います。
1番大きなものは、途中で出てくる母親のシミ・スカイウォーカーが殺されるということですが、それ以外にもパドメとの再会から恋、ドゥークー伯爵との戦いそして敗北などが後に繋がっていきます。

アナキンのことだけでなくても、ダース・シディアスの策略は物語の大きな伏線として様々なところに登場してきます。
1番びっくりしたのは、旧三部作に出てくる帝国軍の兵士たちは、賞金稼ぎボバ・フェットのクローンであるということ。エピソード5でハン・ソロを捕まえるジャンゴ・フェットもボバのクローンなのだからさらに驚きです。
ボバとジャンゴをオビ=ワンが追うシーンがあるのですが、逆に窮地に追い詰められたオビ=ワンがボバたちを欺くために使った方法が、エピソード5でやはり窮地に陥ったハン・ソロが使った方法と同じ。きっとジャンゴはオビ=ワンの方法を知っていたから、ハン・ソロが使ったときには見破ることができたのでしょう。

副題にもなっているクローン軍ですが、その作られた経緯もシディアスの策略として完璧でしょう!同時にここで語られる戦争が故意に引き起こされたものだということがオーディエンスに確かに伝わります。
密かに惑星カミーノにクローンを発注しておき、分離主義者たち(これもシディアスが作らせたと言っていいでしょう)との戦争が激しくなってきたときに、それが見つかるようにする。「なぜクローンが作られていたのか」という疑問を解く余裕もなく、連合軍はクローンを投入せざるを得ない状況に追いやられているのです。
最後のシーンで、旧三部作に出てくる帝国軍の巨大戦艦スター・デストロイヤーのプロトモデルの戦艦が出てきたときには鳥肌でした!

既に書きましたが、シミの死というものはアナキンがダークサイドに陥る理由として、というかきっかけの一つだと思います。アナキンは「もっと自分に力があれば母を救えたはずだ」と自分を責めることが、エピソード3に繋がっていくのです。

物語はこれくらいで、役者などについて。
オビ=ワンのパダワンとして成長したアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンは、2〜3に通して名演技を披露しています。彼無ではここまでいい作品にはならなかっただろうし、無名だった彼をピックアップしてきたスタッフは凄いですね。
ドゥークー伯爵を演じたクリストファー・リーは言わずとしれた大俳優。悪役が良く似合う!!あの長身、そして何となく東欧風な感じ。劇中でもアナキンとオビ=ワンに圧倒的な力を示しています。

役者ではありませんが、ヨーダの戦闘シーンには感動でしたね。映画館に見に行ったときに、このシーンで観客みんなが「おぉ!」とざわついたのを覚えています。だって、特に旧三部作ではヨボヨボだったヨーダが、あんな激しいライトセーバーさばきを見せるんですよ!!
同様にみんなでびっくりしたのは、愛すべきキャラクターR2−D2が飛べたことですかね。あそこにはジェットブースターが付いてたんだ・・・。旧三部作でも使いどころあったんじゃないかなぁw

この作品で好きなシーン。
まずは、パルパティーンがパドメの護衛としてアナキンを推すところ。あのニヤリとした顔が印象的です。
次に、アナキンとパドメがナブーの湖畔でキスをするシーン。あの淡い色のドレスがきれいで、ダンスに使えないかなぁ、なんて考えてました^^;
ヨーダの戦闘シーン。さっきも書いたけど、凄すぎです。あんなに回転しながらライトセーバーを繰り出すその強さ。ただ、エピソード3でも思うのですが、フォースを使って物を動かしたりしながら戦う方法については不得手なのかなぁ、と。どちらでもあれで逃がしてますよね。
そして最後に、惑星ジオノーシスで分離主義者を打ち破ったことで喜ぶオビ=ワンをたしなめて言うヨーダの一言。
"Begun, the Clone war has"
あのヨーダの言い方がもっとも効果的に使われているシーンの一つだと思います。

エピソード3に続きます!!
Star Wars Episode1 PHANTOM MENACE
“長い間安定を誇った銀河共和国も、いつしかほころびが生じ、混乱の時代が始まろうとしていた。紛糾の元は辺境の星系との交易ルートへの課税問題だった。強大かつ貪欲な通商連合は実力でこの問題にかたをつけるべく、武装艦隊によって惑星ナブーを武力封鎖してしまった。共和国議会はこの緊急時にも堂々めぐりの議論を繰り返すばかり。元老院最高議長はこの膠着状態を外交的手段で解決すべく、ひそかに、銀河の平和と正義の守護者であるジェダイの騎士二名を派遣した・・・”

エピソード6が公開されたのが1983年。エピソード1が公開されたのが1999年。実に16年ぶりに再びスターウォーズ・サーガは動き出したのです。

世界中のほとんどの人が知っているといっても過言ではない、“ダース・ベイダー”。旧三部作で圧倒的な存在感を見せ付けた彼は、旧三部作内の主人公ルーク・スカイウォーカーの父親であるという告白と、最後に善の心を取り戻して死んでいくというストーリーで、スターウォーズと言えばダース・ベイダーというイメージすらあります。
そしてそのイメージが間違いでないことが、新三部作でわかることになります。

ジョージ・ルーカス監督も、「エピソード1から見ると、このスターウォーズというストーリーが、アナキン・スカイウォーカー(=ダース・ベイダー)の贖罪の物語であることがわかる」と語っています。

さて、エピソード1について僕がもっとも主張したいことは、この作品は素晴らしい!!ということ。
今更何を言うんだ、と思われるかもしれませんが、ファンの中にはエピソード1、エピソード2が失敗だ、という人が多いのは事実なのです。
しかし、エピソード1から6までのロング・ストーリーを考えたときに、これ以上のプロローグはないでしょう!!全てがうまく繋がる始まりなのです。
アナキンがダーク・サイドに陥ったきっかけとなったパドメとの愛は、このときの一目惚れから始まるし、桁外れのフォースを持ち、また感情的であることもわかります。
オビ=ワンがアナキンの師匠になった流れも自然だし、さらにその師匠のクワイ=ガンが残した功績は旧三部作に繋がります(これについてはエピソード3で語りましょう)。
何しろ、銀河皇帝ダース・シディアスの策略は、ここから(もしかしたらこれ以前かもしれませんが・・・)始まっているのです。

もう一度言いますが、エピソード1はスターウォーズ・サーガにおける最高のプロローグです!

役者について少し・・・。
オビ=ワンの師匠クワイ=ガンを演じたリーアム・ニースンを、僕はこの作品で大好きになりました。あの長身でとても知性的。劇中でも冷静な師匠役を演じていて、こんな師匠いたらいいなぁ、と。
オビ=ワン役のユアン・マグレガーは良く知っていましたが、ここではまだ自らの感情を抑えきれないパダワン(ジェダイの弟子)をうまく演じています。このときは短髪にパダワンの象徴である細い三つ網というちょっとかわいいかっこをしていました。これが段々渋くなっていくのですから、役者ってすごい!!
パドメを演じたナタリー・ポートマンはまさにハマリ役だったと思います。キュートでありながら知性的。女王の役にはぴったりでした。
幼きアナキンを演じたジェイク・ロイドですが、現場ではどうやら大変だったみたいです。というのもアドリブとかも多く予測不可能だったとか。しかしそれが同時に彼の演技に魅力を与えるものだったらしく、ルーカス監督はじめ、スタッフのキャストを見る目って凄いなぁ、と思います。

この作品で好きな場面。
まずは、アナキンとパドメの初対面。
アナキンは一目見たパドメに対して、
「Are you an Angel?」
です。9歳のガキんちょがこの台詞。突っ込みどころ満載ですw

あとはやっぱり最後のオビ=ワン&クワイ=ガンVSダース・モールの戦いですね。
このダース・モールという悪役を演じたレイ・パークという人はスタントマンだそうで、見事の体術を披露しています。ユアンもリーアムもよく訓練されていて、ここのライトセーバーを使っての戦いは見事。旧三部作を見たあとだと余計にかっこいいですね。というかダース・モールがかっこよかった!!最後は真っ二つになっちゃいましたが・・・。

さて、このときアプレンティス(=弟子)を殺されたダース・シディアス=パルパティーン議長の最後の表情がこの後続くサーガへの繋がりとして、最高の演技だったと思います。
この微妙な表情を残して、この銀河は束の間の平和な世界へ。
そしてエピソード2へと続きます・・・。
スターウォーズを想う
ちょっと前になりますが、先週の土曜日、六本木ヒルズのVirgin TOHO Cinemaで『スターウォーズ・エピソード3 シスの復讐』を見に行きました。先々行で行ったとき以来の2回目となります。

もう2ヶ月経つから、ネタばれしちゃってもいいですよね!?ダメな人は見ないでくださいね。

というわけで、僕のスターウォーズに対する想いを書いていきたいと思います。
なんて勝手な!!って感じですが、勝手に書かせてもらいますw

とりあえず、エピソード1から順にそれぞれのストーリーに対する感想を一日ずつ書き、それから曲やその他スターウォーズに関わっているものなどについて書いていきたいなと思います。

ほんと自己満足な文章なので、お気に召さない方は、さらりと流しちゃってください。
よろしくです

ニュースの天才

2005年7月27日 映画
ニュースの天才
スターウォーズの成功と共に、一躍大スターとなったヘイデン・クリステンセン主演の作品。
やはりそのヘイデンが主演ということでDVDをレンタルしてみました。

あらすじは・・・、
「THE NEW REPUBLIC」は、大統領専用機内に唯一設置されている、米国で最も権威のあるニュース雑誌だ。スティーブン・グラスは24歳。同僚たちの関心が政治問題に向く中、彼は身近な問題に着目。政財界のゴシップなど数々のスクープをものにし、スター記者として成長していった。そうなっても、グラスの態度は謙虚で控えめ。上司や同僚への気配りを忘れない人柄から、編集部での信頼も厚かった。しかし、ある時グラスの「ハッカー天国」という記事に、他誌から捏造疑惑説が浮上。グラスは電話取材の依頼を受ける。

これは実際にあった話を映画化したもので、ヘイデン演じるスティーブン・グラスも実際の名前だそうです。
映画によると捏造疑惑が発覚したのは1998年。アメリカでは有名な話だそうです。

正直映画としてはなんかまとまりがなくて、「う〜ん」って感じなのですが、ヘイデンの演技はすごいですね。
というか『スターウォーズ』でもそうですが、本人の自覚としては強くないものの、名声などを得ようとする気持ちが強い人物を演じるのがうまい。
一時期俳優引退説も出たけど、これからも続けていくとのこと。次回作ももうクランクアップしたそうで、その作品と共に彼の今後に期待です!

アイランド

2005年7月26日 映画
アイランド
昨日書こうと思ってたことを今日書きます。

先週の土曜日、夕方の地震のおかげで交通網はガタガタ。多分影響を受けた人も多くいたと思いますが・・・。
うちの教室の最寄である茅場町駅には東京メトロ日比谷線・東西線が走っていますが、それがダウン。
土曜の終業時間である8時頃でも東西線はまだストップしてて、東西線を使っている僕としては、さぁ困った。
ただ、すぐ帰るのもなんだし、映画でも見れたらいいなぁと思っていたのですが、運のいいことに日比谷線は復旧してました。
ってことは・・・、

六本木ヒルズに行ける!!!

六本木がそんなに遠くなく、映画館がきれいなことがわかって以来、六本木ヒルズの“VIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズ”にはまっています。
ほんとにきれいな映画館だし、音響もスクリーンもいいし、席も指定制だから、チケットが買えれば余裕で席につくことができる。

というわけで、日比谷線に乗って六本木へ直行!!
行く際に携帯で調べたら、9時から“スターウォーズ・エピソード3”と“アイランド”がやっている。
どちらもユアン・マグレガーが出てるのね(笑)

結局“アイランド”を見ることにしました。
“エピ3”はもうちょっと間をあけたいし、“アイランド”公開日だし。
“アイランド”という作品は、先週の雑誌で初めて知ったくらいなのでよく内容がわからない、というのも興味ひかれるとこだし。

公開日ということで、9時からなのに残り3席!!
危ない危ない。
でもヒルズはどこから見ても良く見れるので、はっきり言ってどこでもいいわけですよ。その3席のうち、しっかり1席予約。
ポップコーンと飲み物買って、いざスクリーンへ!!

“アイランド”という映画のあらすじは、、、
ユアン・マグレガー演じるリンカーンは、心の通い合う友人ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)や友人たちと共に、地上最後の楽園「アイランド」を目指す日々を送るのだけど、ふとしたきっかけで自分たちが臓器提供用に作られたクローンであることを知るのです。そしてそこから逃げ出そうとするのですが・・・。
実際に起こってたら怖いな、というSFアクションでした。

期待とかも何もせずに行ったのもあって、予想以上におもしろかったです。
ユアンも相変わらずいい演技してたし、相手役のスカーレット・ヨハンソンもとても魅力的でした。彼女は『ロスト・イン・トランスレーション』という映画に出ていたそうで、今度これは借りて見てみようと思います。

自分がもしかして全く知らない形で“生かされている”と考えたら、怖いですね。
『マトリックス』もそんな映画だったけど・・・。
でも、もしかして、、、って考えちゃいますね。

公式ページはこちら↓↓↓
http://island.warnerbros.jp/

恋愛小説

2005年4月20日 映画
‘運命’というのはあるのか。
その‘運命’が‘不運’であるとき、それに抗うことはできるのだろうか。

昨夜、“恋愛小説”というお話に出会えたのは、ある意味運命かもしれない。
それだけ見た後に感じることができた話であり、自分とリンクする部分があったと思う。

主演は玉木宏と小西真奈美。
小西真奈美が大好きなので、昨夜TSUTAYAでこのDVDを見つけたときに思わず手にとってしまいました。何かを見たいなと思って店内を行ったり来たりしたのですが、たいして見たいと思うものがなく、帰ろうかなと思ってたところでした。
正直、借りるかどうしようか迷ったんです。でもどうしても気になってこれ一本だけ借りることに。

ストーリーは、池内博之演じる‘宏行’が玉木宏演じる‘聡史’に遺言状作りを依頼されるところから始まります。
聡史は、仲良くなった人が次々に死んでいくという運命を背負っていると信じ、自らを「死神」と呼ぶように。
その聡史にも愛した女性・小西真奈美演じる‘瑞樹’がいて、その話を宏行と会話していくことによってストーリが進んでいきます。

数奇な運命に翻弄される人。
その運命に立ち向かおうとしている人。

そのピュアな感情に、感じさせられてしまいました。

男一人、夜中の自分の部屋で、号泣してしまいました。

あとは是非見てみてください。
ただ小西真奈美が好きで借りただけなのに、今までと、これからの人生まで考えさせられてしまいました。

「どんなに怖くても、好きならば会い続けなくちゃダメなの」
瑞樹が話したこのセリフは、単なるラブストーリーの一つのセリフというだけではなくて、もっともっと大きな意味が込められている。
そう感じました。

↓↓↓「恋愛小説」ホームページ↓↓↓
http://www.wowow.co.jp/stock/ren-ai/index2.html
僕は数ある映画の中でも“スター・ウォーズ”が大好きなんです。でも今まで“スター・ウォーズ”について書いたことなかったんですね。自分で振り返ってみて意外でした。

自宅には“スター・ウォーズ”のエピソード?・?、旧三部作をまとめた『スター・ウォーズ トリロジー DVD−BOX』があります。

そのDVD−BOXには、エピソード?のメイキングがちょこっと収録されていたんです!
このDVD−BOX自体はだいぶ前から家にあったというのに、今の今まで見てませんでした^^;

そのメイキングでは、ダースベイダーの面を作成しているところ、そのダースベイダーになってしまうアナキン・スカイウォーカーと、師匠であるオビ・ワン・ケノービとの決闘シーンを撮っているところが出ていました。

特にその決闘シーンは圧巻!!
まだどういうシーン、音楽になるかはわかりませんが、エピソード?のときよりもアナキンの太刀筋は強く、重くなっていて、ダークサイドに堕ちていくさまが、その片鱗がわかりました。

日本での公開は夏とのこと。
早く、早く見たいです!!
サッカーが大好きでデヴィッド・ベッカムがアイドルという女の子が主人公の青春サクセス・ストーリー。インド系イギリス人の女の子が厳しい家庭や友情、恋に悩みながら、周囲の偏見にもめげずに夢であるプロサッカー選手への道を突き進む姿を爽やかに描く。主演は本作で劇場映画デビューのパーミンダ・ナーグラ。共演に「穴」のキーラ・ナイトレイ。監督はこれが長編3作目となるケニア生まれのインド系イギリス人女性グリンダ・チャーダ。
 サッカーとベッカムが何よりも好きなジェスはインド系イギリス人の女の子。ところが、彼女の家はインドの伝統と習慣を重んじる保守的な家庭。大好きなサッカー中継も親の目を気にしながらの観戦だった。そんな彼女はある日、いつものように男の子たちに混じってサッカーを楽しんでいるところ、地元の女子サッカーチームのエースストライカー、ジュールズに見込まれ勧誘される。ジェスは戸惑いながらも両親に内緒で本格的にサッカーに取り組み始める。だがある時、彼女は練習帰りのユニフォーム姿を母に見られてしまうのだった…。

この作品の中でジュールズを演じているキーラ・ナイトレイが好きで見たい見たいとは思ってたもののずっと見ていなくて、つい最近妹がこのDVDを持っていたためようやく見れた作品がこの『ベッカムに恋して』です。
最初は少しずつ見ようと思ってたのですが、結局一気に全部見てしまいました。それくらい良い作品でしたよ!

見終わってみての感想はいっぱいありました。
ひとつは「夢を持ち、夢に向かうって素晴らしい」ってこと。ひたむきになることは素晴らしいし、自分も今ダンスをしているから、共感するところがありました。
ただそれだけのメッセージを持つ作品ならば他にもいっぱいあるのでしょうが、この作品はそれだけでなく、例えば「娘にこうなってほしい」という母親と娘の関係、同様に父親と娘の関係、友達や好きな人との関係などが描かれているし、その他風習の違いや現実とのギャップなどなど、いろんなメッセージを持っている作品です。

DVD特典にあるインタビューで、この作品のタイトルがなぜ‘ベッカム’なのか、という点について触れてました。
それは、彼が多くのものを兼ね備えたスーパースターであること。そして、彼の放つキックでボールが大きく曲がることから、夢をかなえるためには、規則などを曲げることもある、という揶揄だそうです。上記のように家族と自分の関係だったり、自分のおかれている環境や風習にある壁というものは実は大きいものだけれど、叶えたいのならばそれを曲げることもあり、その力を持たなければいけない。そういうメッセージを込めているのだとか。納得です。

2002年の作品。もっと前に見ておけばよかったな。
いつもお薦めしてばっかりだけど、これも手放しでお薦めできます!
特に女性には僕が感じた以上の感動を感じることができるのではないでしょうか(^○^)

海猿

2005年2月16日 映画
「命とは何なのか」
原作者・佐藤秀峰はこの“海猿”でも、現在‘週刊モーニング’で掲載中の“ブラックジャックによろしく”でもこのテーマを描いていると感じられます。

“海猿”は大学生のときに原作(漫画)を見て感動した作品。漫画喫茶で時間をつぶしていて、何気なく棚から取り出したこの作品は僕の時間感覚を見事に忘れさせ、全12巻を一気に読破してしまいました。

映画も劇場に見に行こうと思ってたのですが、時間があわないまま公開終了。昨夜からTSUTAYAでレンタルが開始され、迷わず借りました。
映画版“海猿”は原作とキャラクター設定など若干異なる部分がありますが、それがまた新鮮でおもしろく、ストーリーの大筋は原作通りなので、同じように感動!
キャストも全員熱演していて、主役・仙崎大輔を演じていた伊藤英明は、“陰陽師”に出ていたときは「こんな演技でいいんかい」と思ったのですが、ここではとても役にはまっていました。(“陰陽師”もそれはそれでおもしろかったですよ。念のため・・・。)
基本的にこういうテーマは弱いんですよね、僕。構成も演技もメッセージもとてもストレートに伝わってきて、ストレートに心に触れられた感じでした。もちろん、涙、涙(´;ェ;`)ウゥ・・・
男、特に体育会系の男性は素直に泣ける作品です。

「命とは何なのか」
エンドタイトルで続編を予感させる終わり方をしてたので、続編でもこのテーマを強烈に、ストレートに伝えてもらいたいです。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ロボットが社会の一部となりつつある2035年を舞台にしたSFアクション。「人間に危害を加えてはいけない」などロボット3原則を守っていた家庭用ロボットが、殺人事件の容疑者となる。“ロボット嫌い”の刑事と、人間に近い感情を持つ最新ロボット「サニー」の攻防とともに、ロボット開発会社にうごめく陰謀や、進化したロボットの恐怖が明らかになっていく。原案となったのは、SF小説の巨匠アイザック・アシモフの「われはロボット」。
ボディは半透明で、人間に近い表情も見せるロボットは、これまでの映画にはなかった斬新なデザイン。ロボットたちが犬の散歩や宅配便で当然のように行き来する都市をはじめ、さまざまなハイテク・グッズもそろった近未来社会が、リアルな映像で目の前に広がる。主人公の刑事がアナログ志向というのも、ドラマに奥行きを加味。演じるウィル・スミスは、刑事の内面だけでなく、大量のロボット軍団を相手にした激しいバトルもいきいきと演じている。アクション場面の迫力もさることながら、人間と機械の関係にフォーカスしたテーマが全体をしっかりと支え、ラストは哲学的な香りさえ漂う。完成度の高いSF作品になった。(斉藤博昭)


ほんとはね、見るつもりじゃなかったんですよ。劇場で公開されていたときの宣伝見て「こりゃつまらんな」と思ったんで劇場には行かなかったしね。
でも昨夜TSUTAYAに行ったときに、“キングアーサー”を見るほど真剣になりたい気分じゃないし、“バイオハザード2”を見て震え上がりたいわけでもなく、なんとなくライトな感じの作品を探していたら、‘レンタルランキング1位’にこの“i,ROBOT”があったんで、「ま、これでいっか」みたいなノリで借りたんです。

内容は上の感じですが、「つまらないだろう」と期待せず見てたからか意外におもしろかったです。
にしてもあんな顔のロボットはきっと生まれないでしょう。だって怖くない?あんな顔のロボットがいっぱいいたら・・・。もっと良いデザインにすると思うんだけどな。
ロボットとかのCGは上手だったのですが、単純な景色や車などのCGはCGっぽさがかなり残るものだったので、それがちょっと残念でしたね。
ウィル・スミスは相変わらずの演技だけど、クールですね!だけど今やもうSF以外では出れないんじゃないか、ってくらいの近未来SFアクター。ロボットや宇宙人ばっか相手にしてないで、もっと生身の人間に向かう良い作品で見てみたいです。

お奨め映画!!

2004年12月6日 映画
久しぶりにお奨めの映画を紹介します。
紹介したいものは2作品。いずれも邦画でレンタルして見ました。

まず、“東京原発”。役所広司が演じる東京都知事が、財政難にあえぐ都の政策としていきなり「原発を作る!!」と言い出します。副知事や各政策局長を交えて大論議。単純に言えばそんなところからストーリーは始まります。
そのストーリーの展開のされかたがよくできているんです。これ以降の内容は実際に見てもらいたいのですが、見終わってから恐怖感にとらわれました。こんなにも自分たちは原発のことを知らないということ、そして知らないでおこうと潜在的に思っているんだ、と思い知らされました。
この話は絶対一度見て頂きたい。この日記見た方は今すぐレンタルショップに向かって借りてきてください!

もう一作品は“g@me”。藤木直人と仲間由紀恵が演じる‘佐久間’と‘樹理’が始める誘拐ゲーム。‘Yahoo!DVDショッピング’での紹介文をそのまま引用すると・・・、
広告代理店のやり手クリエイター・佐久間俊介。彼は今、大手ビールメーカーの新商品キャンペーンを任されていた。だがある時、彼の案件はそのビール会社の副社長・葛城勝俊に破棄されてしまう。更には葛城から無能呼ばわりされる佐久間。プライドを傷つけられた彼はその夜、あてもなく葛城邸に向かった。その時、佐久間は偶然に葛城の娘・樹理と出会う。彼女は葛城の愛人の子として生まれ、不遇な生活を強いられていた。葛城に恨みを持つ2人はすぐに意気投合。佐久間が犯人、樹理が人質を演じる“誘拐というゲーム”を画策する…。

ストーリー展開のスピード、大胆さにとてもどきどきしました。演じている藤木直人と仲間由紀恵がはまっていて、女性なら藤木直人、男性なら仲間由紀恵に惚れてしまうでしょう(あれ、僕だけですかね?)。

こんな感じでこの2作品お奨めです!!

Love Actually

2004年7月21日 映画
昨日に続いて映画話を・・・。

日曜日に見て心にジーンと染み渡った作品、それが“Love Actually”です。
ジャンルは‘ロマンス・コメディ’だそうで、舞台はロンドン。そのロンドンで何人かのラブ・ストーリーが展開され、どこかで繋がりあい、そしてクリスマス・イブにそれぞれのクライマックスを迎える、といった内容です。
ほんとは内容書いてしまいたいけど、なんせ何人ものストーリーだし、やっぱり実際に見ていただきたい!
昨日紹介した作品はどれも「感動してください!」って言われて「はい、感動します!」ってな作品たちですが、この“Love Actually”は別に「感動してください!」なんて言わないのに、なんか心の奥を鷲掴みにされた感じで、思わずホロリときてしまいます。

たくさんのラブ・ストーリーを演じる役者たちがまた豪華です。
ヒュー・グラントを始め、僕の大好きなリーアム・ニースン、コリン・ファース、アカデミー主演女優賞を受賞したこともあるエマ・トンプソン、『ハリー・ポッター』でスネイプ先生を演じているアラン・リックマン、『ミスター・ビーン』でおなじみローワン・アトキンソン、などなど、まだたくさんの名俳優名女優が出演しています。

リーアム・ニースンは『スターウォーズ・エピソード1』からすごい好きで、『K‐19』でも名演技を披露。今作品では、妻を無くして絶望の日を送るも、血のつながらない息子の初恋にアドバイスをしていくことによって、親子の絆を深め、彼自身も再生していくダニエル役として、やはり味のある演技を見せてくれました。
彼は『シンドラーのリスト』でアカデミー主演男優賞を受賞しているそうで、『シンドラーのリスト』も見なければなぁ、と今思っています。作品が重そうでちょっと敬遠してたので・・・。

そしてこの作品で僕が心を奪われた女優がいます。
彼女の名前はキーラ・ナイトレイ。作品の中では黒人男性と結婚した新妻を演じていますが、その可愛さときれいさが同居している雰囲気に目を奪われました。
でも、どこかで見たなぁとも思ったんです。で調べたら、去年公開された『パイレーツ・オブ・カリビアン』でヒロインとして出ていました!あれを見たときもかわいい人だなぁ、と思ったのを思い出しました。
彼女がメジャーになったきっかけは、『スターウォーズ・エピソード1』で、ナタリー・ポートマン演じるアミダラ女王の影武者としてちょこっと出演したことだそうで、そのあと『ベッカムに恋して』でブレイク。前述の『パイレーツ…』を経てこの『Love Actually』に出演。さらに、もう公開されたのかな、『キング・アーサー』に出演してるそうで、駅などで見かけるポスターで見ることもできます。
彼女はまだ20歳だそうで、俳優の父と劇作家の母を持ついわゆる演劇一家。今後もとても楽しみで、彼女が出る作品はちょっと追いかけてみようかな、と思っています。

長くなってしまいましたが、『Love Actually』、かなりおすすめです!

The Movies by "PIXER"

2004年7月20日 映画
先週、そして昨日までに3本の“PIXER”社の映画を見ました。(またもや映画話ですいません)
供給はディズニーなんですが、コンピューターグラフィックスアニメーション会社で有名な“PIXER”が送りだしたその3本は、“トイ・ストーリー”、“モンスターズ・インク”、“ファインディング・ニモ”です。
“トイ・ストーリー”にはただほのぼのした感じなんですが、“モンスターズ・インク”と“ファインディング・ニモ”には感動しました。
いずれもストーリーは子供向けのシンプルなつくりなんだけど、どの世代にも受け入れられる作品です。

“PIXER”のCG・キャラクターはもしかしたら最初は「なんかつくられた感じだなぁ」と思ってしまうかもしれませんが、話が進むにつれてどんどん感情移入してしまう魅力を持っています。
そしてシンプルなストーリーに織り交ぜられてるメッセージは、ほんとは当たり前なことなんだけど、案外、特に大人たちには忘れられているかもしれないメッセージで、それをはっと思い出させてくれます。

ごく最近公開された“ファインディング・ニモ”は興味があって見ようと思っていたんですが、“トイ・ストーリー”と”モンスターズ・インク”は見ないつもりだったんです。
でもパートナーの奨めで見てみたら、これが感動!良かったです。
「癒されたい」と思ってる方、是非!!

明日も映画話予定。どーしても映画話が多くなっちゃうんですが、ご了承くださいm(__)m

スパイダーマン2

2004年7月12日 映画
昨日は久々に全くダンスに触れない休日を過ごしました。
今まで毎日必ずダンスに触れていて、休日も練習してたりだったので、ダンス以外のことをする!というのを目標に(どんな目標だよ!)一日を過ごそうと思ったのです。
プロである以上怠けるな、とも思ったのですが、たまにはと自分を甘やかしてみました・・・(-_-;)。

んで、昨日はとりあえず参院選に行きました。
ほんとは今日参院選のことを書こうと思ったのですが、そのあとで見に行った“スパイダーマン2”がかなりおもしろかったので、参院選は明日書くことにして、今日はその“スパイダーマン2”の話をしようと思います。

向かったのはいつも通り新宿。僕は映画はたいがいコマ劇場のそばの映画館に見に行くんです。
時間を調べていったのでないので、時間があわなければどこかで時間をつぶそうかとも思ったのですが、運良くあと10分で上映開始、という時間だったんです!
近くのロッテリアで食料を買い、いざ映画館の中へ。コマ劇場のそばでそこも含めて2館で上映されてたこともあって、しかももうひとつが20分前に上映が始まっていたせいか、並ぶことも無く、混んではいたものの座ることができました。(一番後ろでしたけど・・・)

“スパイダーマン”はもともとアメリカの漫画、通称アメコミの人気作品のひとつで、いわゆる“ヒーローもの”。なのですが、ただ単に活躍するヒーローではない、ところがこの作品のおもしろさ。
ヒーローゆえに悩んだり、決して万能ではない、サム・ライミ監督により、とても良く作られていました。

主演はトビー・マグワイア。“スパイダーマン”の1作目でも主演を務め(というより話が続きだから当然なのですが)、最近では昔アメリカで実在した競馬をとりあげ、アカデミー賞で何部門もノミネートされた“シービスケット”でも主演しています。(“シービスケット”もかなりの秀作。ぜひ見てください!)
悩めるヒーローを演じる彼はほんとかっこいい!強さとは何か、力を持つということはどんなことなのか、それを伝えてくれます。

“2”はもちろん続編ですから、ぜひDVDなどを借りて見て、それから映画館に足を運んでみてください。
アメコミの大手、‘マーベルコミック’から今まで映画化された作品は、“X−メン”、“ハルク”、“デアデビル”などいろいろあるのですが、その中でも一番興行収入が多い“スパイダーマン”。それだけの理由はあります!

2007年には“スパイダーマン3”も公開される予定らしいです。かなり先の話ですが。今から楽しみです(>_
を見ました!
昨夜帰ってから前もって借りてたDVDの“踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ”を見たんです。

“踊る・・・”についてはもともと興味があったわけではないんです。“踊る・・・2”が公開されたときも見ず、世間一般の人たちは風潮に流されて、なんて思ってました。
ところが、“踊る・・・2”が公開されてしばらくしたころかな、とある漫画喫茶で貸し出ししてた“踊る・・・”のTV版DVDの最初を見たんです。そしたらなんか引き込まれていっちゃって。
それからTV版を借りて全部見て、TVのスペシャルも見て、映画版も見て、そして昨夜の“2”まで全部見ちゃいました!
なんか、仲間意識みたいなのをテーマに出されたときに感動しちゃうんですよね。
主役の織田裕二はもちろん良かったんですが、同僚役の深津絵里はやっぱ天才だなぁと思いました。ギバちゃんもかっこいいし、なんといっても今は亡きいかりや長介がいい味だしてます。
これをご覧のみなさんも、もし機会があったらぜひ見てください。お奨めです!
昨日の予告通り、昨夜は“インディアナ・ジョーンズ 魔宮の伝説”のメイキングを見ました。
の中でおもしろかった話をいくつか。

“インディアナ”の名前はジョージ・ルーカスの飼い犬の名前というのは昨日書きましたが、この第2作目で出てくるヒロインの“ウィリー”はスティーブン・スピルバーグの飼い犬の名前で、相棒の中国人少年の“ショート・ラウンド”は脚本家の飼い犬の名前だそうです。
犬ばっか・・・??

宮殿にたどりついたインディたちはもてなしを受けますが、夜寝室で悪漢に襲われるシーンがあります。インディ役のハリソン・フォードと悪役が立ち回りをするのですが、そのシーンでハリソン・フォードはヘルニアを発生させてしまい、アメリカに戻って手術を受けるほど大変だったそうです。撮影スケジュールは遅れるし、ハリソンはその後腰を悪くしたままだそうです。

メイキングの最後に監督スティーブン・スピルバーグはこう言ってました。
「この作品は3作の中で一番思いいれの無い作品だ。だがこれがきっかけでケイト(ヒロインのウィリー役)と結婚することができた。この為だけにもこの映画を撮った意味があったんだよ」
と・・・。

確かに3部作の中で評価も低いのですが、個人的にはけっこう好きな作品なんだけどな・・・。

今夜はちょっと見れないかもしれないですが、最後の3作目のメイキング見たらまた書きます。
昨日映画の話を書きましたが、家に帰ったら“インディアナ・ジョーンズ・シリーズ”のDVDがあってびっくり。映画自体はもう何十回と見たのですが、そのDVDの中にメイキングとかも収録されていて、そっちを見ました。
昨夜見ることができたのは時間的に第1作目の“レイダース・失われたアーク(だったかな?)”だけですが、かなりおもしろかったのでその中の製作秘話をいくつか。

まず、最初に黄金の像を探しに洞窟に入ったシーンでタランチュラがインディと道案内の人についてたシーンをご存知ですか?タランチュラというのは蜘蛛の中でも一番の猛毒をもった蜘蛛なんです。映画に出てきたものは訓練されてるらしいのですが、最初オスだけを体につけたら全く動かず人形みたいになってしまったのです。そこで監督(スティーブン・スピルバーグ)は
「動かないじゃないか、これは人形か?」
と聞くから、蜘蛛を訓練した人は、
「オスばかりだから、メスを入れてやれば混乱が起きるよ」
と。それを聞いた監督はすぐに、
「じゃあメス入れて」
その結果彼らの体にはりついた蜘蛛たちは大混乱を起こし、体だけではなく顔の上までカサカサと這うようなシーンが撮れたそうです。

また蜘蛛のみならず“インディアナ・ジョーンズ・シリーズ”にはたくさんの動物というか猛獣の類が出てきますよね。
蛇もたくさん出てきましたが、砂漠の中でアークを見つけるシーンで蛇が無数に出てきたのを覚えてますか?
当初数百匹の蛇(無毒なやつだそうです)を用意したそうです。しかし、セットの大きさに対して足りず1000匹追加。しかしそれでも足りず、また監督は、
「あと7000匹は必要だよ、今までの2000匹以外にね。」
ということで全部で10000匹の蛇がいたそうです。
あまりの蛇の多さに製作・指揮のジョージ・ルーカスは、
「一週間も蛇と一緒にいるのは耐えられない」
と撮影に参加しなかったとか。
インディが部屋に落ちてコブラと対峙するシーンは実はハリソン・フォードとコブラの間にはガラス板があったそうです。
そうとう大変な撮影だったようですね。

最後に、“インディアナ”の名前はジョージ・ルーカスが飼っていた犬の名前からとったのは有名な話ですが、その犬は“スターウォーズ”で“チューバッカ”のモデルにもなったそうです。
“スターウォーズ”ファンの僕としてはこの小話には感動してしまいました。

長くなっちゃいましたね。今夜も時間があったら、今度は“魔宮の伝説”のメイキングを見るつもりです。おもしろかったらまた明日書きます。

映画

2004年6月16日 映画
みなさんは映画はご覧になりますか?
僕はけっこう映画好きです。今は自由な時間もあまりないからそんなに見れないのですが、時間とお金が許せば映画館によく足を運びます。
映画館に行けないときにはレンタルです。
今は映画が公開されてからそんなに時間がたたずにレンタルショップに出回りますよね。一昔前は1年後とかだった記憶があるんですけどね。なんにせよけっこう早くレンタルできるし、時代はビデオからDVDへ。このDVDがかなり便利です。
読み込むのはちょっと時間かかりますが、ビデオみたいに頭だしや巻き戻しとかに苦労することはないですしね。画像もきれいだし、洋画の場合は字幕か吹き替えかの設定もできます。

ちょっと話がDVDにそれてしまいましたので映画に戻しましょう。
この夏もいろいろ話題作がたくさんですね。
今公開中の“トロイ”はまず見たいです。あとは“スパイダーマン2”も見たいし、“シュレック2”も見たい。邦画では“海猿”ですかね。原作がすばらしく良かったので。
DVDでは“踊る大捜査線2”(ほとんど“2”ばっかですね)が見たいなぁ。“キル・ビル”もまだ見てませんし。

はぁ〜、誰か僕にお金と時間をください(>_